7月にメキシコのカンクンへ、家族(夫と3歳の子供1人)と一緒に行きました。目的はリゾートでゆっくりすることと、古代遺跡や湖、海などの自然観光です。海鮮料理やメキシコ料理も楽しみにしていました。夫婦ともに歴史と自然が好きなので、両方楽しめるカンクンは以前から行ってみたいと思っていた場所でした。スケジュールは7泊9日の長期旅行でした。現地ではレンタカーを借りて基本的に自分たちで移動することにしていました。
観光1日目にオプショナルツアーを利用して行ったのは「グラン・セノーテ」という地下湖です。早朝でないと水が濁ってしまうということで、朝5時の出発でした。ツアーにでもしないと自分たちだけでは寝坊してしまいそうだと思い、ツアーを申し込みました。観光初日だったのでメキシコでの運転も不慣れだったため、早朝バスで目的地まで送ってくれるツアーに申し込んで良かったと思います。透き通った地下の湖は潜ると幻想的な景色で素晴らしかったです。その後、海岸へ移動してマングローブ林に囲まれた水路を泳ぎました。貴重な体験でした。
観光2日目はイスラムへ―レスという離島へ渡り、ゴルフカートを借りて周遊しました。青い海と白い砂浜が広がるとても美しい場所でした。他にチチェン・イッツァという遺跡も見に行きました。料理はエビや魚などのシーフードとタコスなどのメキシコ料理が中心でしたが、シーフードがとても美味しかったです。
イスラムへ―レスという離島が一番楽しかったです。カンクンからフェリーで渡り、島内はゴルフカートを借りて周りました。ゴルフカートを運転するのは初めての経験で楽しかったです。青い海と空、白い砂浜、島に広がる緑のコントラストがとても綺麗で、一生忘れられない景色になりました。
島の中ではウミガメの保護施設を見たり、小さな遺跡を見ました。途中立ち寄ったレストランで、地元産のエビやホタテをグリルしただけのセットを食べましたが、それがとても美味しかったのが記憶に残っています。
ゴルフカートでの旅は島を1周するのに30分くらいでした。1周目の途中で子供が寝てしまったので、大人好みの場所を回り、カートのレンタル時間が残っていたので子供が起きてから2周目を回りました。家族三人で騒いで潮風を感じながら運転したのも良い思い出になりました。最後カートを返却してからはビーチで帰りの船の時間になるまで遊びました。こちらのビーチもきれいで波が穏やかでとても良かったです。子供も最初は波を怖がっていましたがすぐに慣れて、主人の手を引っ張って走り回っていました。
旅行中困ったのは手持ちの現金を少ししか持って行かなかったことです。リゾート地なので、クレジットカードが使えると思っていました。スリや現金がらみのトラブルが怖かったのでクレジットカード中心に支払いをしようと考えていましたが、カードを受け付けているのはホテルやカンクンの中心地だけでした。
チップを払ったり離島や遺跡に入る時は現金しか受け付けてもらえず、国際対応のATMを見つけるまで、いつも財布の中の現金の残りを考えて行動する羽目になり、思う存分楽しめなかった部分があります。オプショナルツアーは現金で支払うものがあり早急に必要になりました。ATMでお金をおろす時も、ツアーとレストランの予約の間の空き時間10分でやっと見つけたので、焦って探していました。あまりスペイン語が得意ではないので、初めての異国の地で言葉もわからないところでATMを探して走り回るのはストレスでした。しかもやっと見つけたATMは手数料も高くレートも悪かったので納得がいかないままお金をおろすことになりました。日本の空港でも良いので、事前に多めに現金を用意しておけばよかったと後悔しました。